ここでは、2019年6月に新しくWeb版としてリニューアルされた、Google Chrome リモートデスクトップ( remote desktop)の使い方と、ショートカットアイコンの作成方法をご紹介します。
Web版 Chromeリモートデスクトップ:始め方手順
★今回は、既に旧式のアプリ版リモートデスクトップを利用していた場合の操作手順になります。
手順①下記のリンクからWeb版 Chrome リモートデスクトップのサイトを開いて下さい。
Web版 Chrome リモートデスクトップ
手順②Web版リモートデスクトップの画面が表示されますので、画面の下にある「使ってみる」ボタンをクリックします。
Web版 Chromeリモートデスクトップの管理画面が開きます。
従来のアプリ版を使用していた場合は設定が引き継がれ、アクセス可能なパソコンが表示されます。
※この画面の表示が大きすぎて見づらい場合は、右上に表示調節のスライドバーがありますので、そこで表示を小さくすることができます。
手順③画面の一番下に移動すると「リモートアクセスの設定」というメニューがあるので、その右下にあるダウンロードボタンをクリックします。
手順④Chrome拡張機能のウェブストア画面が開きますので「Chromeに追加」をクリックします。
手順⑤「Chrome Remote Desktop を追加しますか?」と聞いてくるので「拡張機能を追加」をクリックします。
手順⑥Chromeブラウザの右上バーに「Chrome Remote Desktop」アイコンが追加されたことを確認します。これで基本的な設定は完了です。
今後はこのアイコンからアクセスできます。
従来のアプリ版リモートデスクトップとの違いは?

★Web版とアプリ版の違いを比較してみると、アプリ版はメニューアイコンが画面左上のメニューアイコンからのドロップダウン式だったのに対し、新しいWeb版のメニューは右側にポップアップ式で表示されます。
アプリ版(旧タイプ)のメニュー
Web版(新タイプ)のメニュー
さらに、Web版のメニュー一覧は、上にあるピンマークをクリックすると、固定して常に表示することもできますので、こういうところは使い勝手が良くなった気がします。
リモートデスクトップ:ショートカットアイコンの作成

★おまけ的なご紹介になりますが、アプリ版と同じ使い勝手で起動できるように、Web版リモートデスクトップのショートカットアイコンを作成する手順を紹介します。
手順①Web版リモートデスクトップのURLをコピーしておきます。
URL : https://remotedesktop.google.com/access
手順②パソコンのデスクトップ画面で「右クリック」⇒「新規作成」⇒「ショートカット」を選択します。
手順③「項目の場所を入力してください」の下のボックスに先ほどコピーしておいたURLを貼り付け「次へ」をクリックします。
手順④ショートカットの名前を入力し「完了」をクリックします。ここでは「リモートデスクトップ」と入力しましたが、好きな名前でOKです。
手順⑤パソコンのデスクトップ画面上に、リモートデスクトップのショートカットアイコンが作成できました。
このアイコンをダブルクリックするだけで、ダイレクトにWeb版リモートデスクトップが開けるようになりましたので、少しですが時短になります。
まとめ:リモートデスクトップはテレワークに便利
今回は、新しくなったWeb版Google Chromeリモートデスクトップの始め方と、起動しやすくする為に、ショートカットの作成方法についてご紹介しました。
リモートデスクトップはインターネットに接続されているパソコンであれば外出先のどこからでも遠隔操作ができるとても便利なサービスですので、テレワークにも活用できます。
リモートデスクトップの活用の一例としては、遠く離れた場所にいる知り合いのパソコントラブルに遠隔操作で対応してあげることも可能です。
なお、従来のChrome アプリは2019年6月30日でサポート終了となり、起動すると、新しいWeb版への移行をおすすめする通知が表示され、現在は使用することができなくなっています。
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