Excelを操作している中で、コピー&ペースト(コピペ)はとても頻度の高い操作です。
今回は、Excelでの「コピー&ペースト」を効率良く操作する小技をご紹介します。
Excel:「コピー&ペースト」基本操作の確認
★Excelで「コピー&ペースト」を行う場合で代表的な3つの操作方法を確認してみます。
Excel操作①: リボンメニューでの「コピー&ペースト」
②リボンメニューのホームグループ内のコマンドコピーをクリック
③貼り付けたいセルを選択
④ホームグループ内のコマンド貼り付けをクリック。
この操作はExcel以外のアプリでも同じ様にコマンドアイコンがあれば共通の操作です。
マウスカーソルがリボンメニューとセルの間を行ったり来たりするのであまり効率的ではありませんね。
普通に手間がかかりますので、さすがにこの操作でコピペをしている人は少ないと思います。
Excel操作②: マウス右クリックメニューでの「コピー&ペースト」
②マウスの右クリック
③コピーを選択
④貼り付けたいセルを選択
⑤マウスの右クリック
⑤貼り付け(ペースト)
この操作は、リボンメニューのコマンドアイコンをクリックする為のマウスカーソル移動がありません。
しかし、右クリックメニュー内でのコマンド選択にカーソル移動が必要になりますので、この操作も特別に早いとは言えません。
Excel操作③: ショートカットキー操作での「コピー&ペースト」
②ショートカットキー操作Ctrl+C(コピー)
③貼り付けたいセルを選択
④ショートカットキー操作Ctrl+V(貼り付け)
この操作が3つの中では一番早くて最速では?と感じる操作ですが、今回ご紹介するのはもっと早いです。
Excel:「コピー&ペースト」最速の操作方法
★上記で挙げた3つの操作のうちの③番目の「ショートカットキー操作」での操作をさらにショートカットできる操作が今回ご紹介する最速の「コピー&ペースト」操作になります。
「限定的なケース」になってしまいますが「コピー&ペースト」操作を時短化するのにとても有効です。
②ショートカットキーCtrl+C(コピー)
③貼り付けたいセルを選択
④Enterを押す(貼り付け)
Ctrl+Cでコピーまでは同じですが、貼り付けたいセルを選択したあとはEnterを押すだけで貼り付けが完了します。
しかもEnterで貼り付けした後はコピー状態も解除されます。
Ctrl+Vで貼り付けた場合、コピー状態はそのまま維持されますので、解除するにはEscを押す必要がありますがEnterで貼り付けした場合はコピー状態が自動的に解除されるのもメリットです。
つまり1回だけのコピー&ペーストであれば、貼り付けをCtrl+V⇒Escの操作がEnterであればボタン1回で済むわけです。
この1回だけのコピー&ペーストというのが限定的なケースと最初に説明した理由ですが、考えてみるとコピー&ペーストって1回で終わることのほうが多くありませんか?
まとめ:Excel操作はカラダで覚えよう
今回は、Excelでの「コピー&ペースト」を効率良く操作する方法をご紹介しました。
この「時短コピペ」を知っているだけでも、Excel作業全体ではかなりの時間削減が期待されます。
操作はカラダで覚えてExcel作業の時短に活用しましょう!
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