Amazonブラックフライデー開催中 12/6まで
スポンサーリンク

ページにプロモーションが含まれる場合があります。

Google Chromeはデフォルトのブラウザとして設定されていません【対処方法】

Windows10でクロームを起動したとき、

『 Google Chromeはデフォルトのブラウザとして設定されていません 』

と、警告のようなメッセージが表示される場合があります。

Google Chromeはデフォルトのブラウザとして設定されていません

Google Chromeはデフォルトのブラウザとして設定されていません

初心者

普段使うブラウザはクロームに設定していたはずなのに…。
なんで設定変わったの?

ここでは、既定のブラウザがChromeから別のに変更されてしまったときに、戻したい場合の操作手順を解説します。

関連 Windows11で既定のブラウザをChromeに変更|一括設定も可能になった

 

デフォルト設定とは?「初期設定・初期値・既定」のこと

デフォルト(default)とは、基準標準のことですが、IT分野では「初期設定初期値既定」と解釈することが多いです。

デフォルト
コンピューターでは条件を決める値がユーザーによって指定されない場合、あらかじめ用意した値を使うことになります。それをデフォルトとかデフォルト値といいます。

つまり、「お任せ値」、「標準値」ということです。

 例えばパソコンの標準時は世界のどこにでも設定できますが、日本の場合はデフォルトとして東京となります。

IT用語の解説 – 大同大学 情報学部 】 -より引用

 

なので、「デフォルトとして設定」は、

このパソコンでは、そのアプリが標準として設定されてますよ

という意味です。

 

確かめる手段のひとつとして、

パソコンにインターネットを閲覧するアプリ(ブラウザ)が、

  1. Microsoft Edge(エッジ)
  2. Google Chrome(クローム)

など、2種類以上インストールされていることがありますが、

例えばOutlookなどの受信メールの中にある、どこかのWebページに飛ぶリンクをクリックしたとき、Microsoft Edgeが勝手に起動するなら「そのPCの既定(デフォルト)ブラウザはMicrosoft Edgeに設定されている」ということになります。

 

クロームをデフォルトのブラウザとして設定する手順

(1)Chromeを起動したとき上部に今回のようなメッセージが出た場合「デフォルトとして設定」をクリック。

デフォルトとして設定

デフォルトとして設定

HINTWindows10の『設定』から開く場合は、『アプリ』⇒『既定のアプリ』から。

 

(2)既定のアプリの設定画面が開くので、Webブラウザーの下のアイコンをクリックします。

※Microsoft EdgeなどChrome以外のブラウザになっているはずです。

既定のアプリ設定画面

既定のアプリ設定画面

 

(3)アプリを選ぶ一覧が表示されるのでGoogle Chromeを選択します。

Chromeを選択

Chromeを選択

 

(4)Microsoft Edgeから変更しようとすると「切り替え前に」という確認メッセージが出ますが、その場合は「強制的に変更する」をクリックします。

強制的に変更する

強制的に変更する

 

これで既定(デフォルト)のブラウザがGoogle Chromeに設定できました。

既定のブラウザがクロームになった

既定のブラウザがクロームになった

設定画面はそのまま閉じてOKです。

 

メッセージの意味とは:なぜ表示される?『ブラウザのシェア争い』

『 Google Chromeはデフォルトのブラウザとして設定されていません 』

そもそもなぜこのようなメッセージが表示されるのか?

パソコン用語に慣れていない初心者だと、「デフォルト」や「ブラウザ」の単語の意味から解りませんよね。

  • デフォルト = 既定、初期設定、初期状態、初期値、など。
  • ブラウザ = インターネット・Webサイトを見るためのアプリ。

上記を踏まえて言い換えると、

『 Google Chromeは既定インターネット閲覧アプリとして設定されていません 』けど、こっちを普段インターネットを閲覧するアプリにしたいなら既定として設定しますか?

といったニュアンス。

 

PCにブラウザが複数インストールされていて、既定ブラウザ以外でWebサイトを開いた場合に今回のメッセージが出ます。

そして、なぜ既定アプリにすることを勧めて来るのか。

それは、アプリ開発メーカー間のシェア争いが背景にあります。

 

2022年の、パソコンで良く使われるブラウザアプリの種類とシェア率は、

  • 1位:Google Chrome(グーグル クローム):約 62%
  • 2位:Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ):約 21%
  • 3位:FireFox(ファイアフォックス):約 7%
  • 4位:Safari(サファリ):約 6%

となっています。

 

PC(デスクトップ)ブラウザの市場シェア(日本:2022年)

デスクトップブラウザの市場シェア_日本_2022

画像出典:Statcounter Global Stats

出典:StatCounter Global Stats – Browser Market Share

つまり、既定アプリの設定を促すメッセージは、各ブラウザメーカーがシェアを上げる(下げない)為の戦略なんですね。

余談ですが、Google Chrome以外のブラウザはメッセージや設定画面からダイレクトで既定ブラウザにできるのに対しChromeだけができません。

シェア1位のChromeだから厳しい扱いを受けているのか、Chromeがあえてそうしないのかわかりませんが設定のハードルがちょっと高めです。

 

既定以外のブラウザを起動したときのメッセージを非表示にする方法はない?

そもそも既定のブラウザ以外を起動したときに今回のメッセージを表示させない方法があるのか?

以前はメッセージ内にあったと思われる「再表示させない」や「今後このメッセージを表示しない」などのボタンも無いため、通常の操作で非表示にはできません。

『再表示させない』のボタンは無い

『再表示させない』のボタンは無い

メッセージをバツで閉じるとその後は基本出なくなりますが、時間経過か何かのきっかけでまた出現します。

 

Google検索で、「デフォルトのブラウザとして設定されていません 非表示」

などのキーワードで検索し、その情報を元に検証もしてみました。

しかし、Windowsやブラウザのアップデートによるものなのか解りませんが、試しても効果が無かったりで、今現在で確実に有効と言える対処方法は見つかりませんでした。

私の知識やリサーチ不足かもしれませんので、良い対処方法がありましたら教えて頂けるとありがたいです。

 

既定ブラウザはWindowsアップデートでEdgeにされる

既定ブラウザを自分が使いたいものに設定してないと、例えばメール本文中のWebリンクなどをクリックした際に別ブラウザで開くので、改めて開きなおす手間が発生してしまいます。

自分の意志とは関係なく、Windowsアップデートで既定ブラウザが強制的にMicrosoft Edgeに変更される場合があるので、そのときは今回のように設定を戻しましょう。

Windows10だと既定ブラウザの設定はそれほど手間はかかりませんが、Windows11だと手順が多くなります。

Windows11の場合は下記を参照下さい。

関連 Windows11で既定のブラウザをChromeに変更|一括設定も可能になった

コメント

タイトルとURLをコピーしました